(2023年4月1日更新)
佐賀県から高潮浸水想定区域(想定最大規模)が示されたことに伴い、水防法第15条に基づき、高潮浸水ハザードマップを作成しました。
このハザードマップの浸水想定区域は、「高潮浸水想定区域図作成の手引き(国土交通省・農林水産省:令和2年6月改定)」に基づき、佐賀県が作成・公表したものです。台風の規模は中心気圧900hPaであり、そのほか最悪の条件が重なることを前提にシミュレーションされています。これは過去において佐賀県に上陸又は最接近した時の最大中心気圧940hPaを遥かに上回る外力の台風です。
このハザードマップを参考に日頃から高潮による浸水想定区域を把握し、安全に避難できる経路を確認するなど災害に対する備えに活用してください。
市の指定避難所では、高潮の際に使用できない避難所もあります。市の指定避難所だけでなく、浸水しない地域にお住まいの親戚や知人宅、ホテルなども避難先として有効です。浸水が始まってからの避難は暴風などの影響により大変危険です。市が発令する避難指示等により早めの避難をお願いします。
高潮浸水ハザードマップはこちらから
【前提条件】
(1)台風の規模
・中心気圧 900 hPa (室戸台風規模)
・最大旋衡風速半径 75 km (伊勢湾台風規模)
・移動速度 73 km/h (伊勢湾台風規模)
(2)大潮かつ満潮時に台風が襲来
(3)高潮と同時に河川で洪水が発生
(4)海岸堤防等は全て決壊