(2024年12月20日更新)
「ヒアリングフレイル」とは、聴き取る力(聴覚機能)の衰えのことです。
聴力低下はコミュニケーションをとることが難しくなったり、社会的孤立や心理的ストレスを引き起こすきっかけになり、これを放置すると、認知症やうつ病、要介護状態になるリスクが高まるといわれており、早期発見、早期介入が重要です。
聴力は年齢とともに衰え、60代後半では3人に1人が加齢性の難聴 とも言われています。聴力の低下はゆっくりと進むため、自分では自覚がない方もいます。
まずは、自分の聞こえの状態をチェックしてみましょう!
□ 会話をしているときに聞き返すことがよくある。
□ 後ろから呼びかけられると気づかないことがある。
□ 聞き間違いが多い。
□ 話し声が大きいと言われる。
□ 見えないところからの車の接近に気づかない。
□ 電子レンジの「チン」という音やドアのチャイムの音が聞こえにくい。
□ 耳鳴りがある。
☑チェックの数はいくつありましたか?
● 1~2個 実生活でお困りのことがあれば、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
● 3~4個 耳鼻咽喉科で相談してみましょう。
● 5個以上 早めに耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします。
(一般社団法人日本補聴器販売店協会ホームページから引用)