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学童期の予防接種


学童期の予防接種
(2025年3月26日更新)

学童期に受ける予防接種は、ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防)、日本脳炎(2期)、2種混合(ジフテリア破傷風)です。

市内の医療機関で受けることができます。

 

ヒトパピローマウイルス感染症

 

◇定期接種対象者:小学6年生から高校1年相当の女子

◇キャッチアップ接種経過措置対象者:平成9年4月2日から平成21年4月1日までに生まれた女子で、令和4年4月1日から令和7年3月31日までにHPVワクチンを1回以上接種した方

 

参考:平成9年度~ 2 0年度生まれの女性で 2024年度末までに HPVワクチンを1回以上受けた方へ

   定期接種最終年度のご案内(高校1年相当の女の子と保護者へ)

 

キャッチアップ接種の経過措置(1年間延長)                ~接種期間は、令和7年度末までです~

※過去の接種歴は母子健康手帳でご確認ください。

〇令和6年夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方のために、令和7年3月末までに接種を開始した方は、令和7年度も残りの接種回数を公費で完了できるようになりました。

 

◇接種期間:令和8年3月31日まで(1年間の経過措置)

接種が完了するまでに約6ヶ月間かかるため、公費で接種を希望される方は早めの接種をご検討ください。

 

※伊万里市に転入された方で、過去の予防接種歴が不明な方は、転入前の自治体にご確認ください。

 

◇日曜日に接種できる医療機関もありますので、医療機関に直接ご相談ください。

 

◇HPVワクチン接種については、厚生労働省ホームページ(キャッチアップ接種のご案内)を参考にしてください。

 

◇R6年7月に対象者にご案内はがきを郵送しています。

 転入により伊万里市に接種履歴がない方や最近接種した方は、接種が完了していても届く場合がありますので、ご了承ください。

 伊万里市キャッチアップ接種のご案内ハガキ.pdf(372KB)

   

効果・意義

 子宮頸がんは、性的接触によって感染するヒトパピローマウイルス(HPV)が原因とされています。そのため、ワクチンを接種してウイルスの感染を防ぐことで、子宮頸がんを予防できると考えられています。

2価と4価のHPVワクチンは、子宮頸がんの原因の50~70%を占める2つのタイプ(HPV16型と18型)のウイルスの感染を防ぎます。9価ワクチンは、HPV16型と18型に加え、他の5種類のHPVの感染を防ぐため子宮頸がんの原因の80~90%を防ぎます。

積極的勧奨の再開及び9価ワクチンの定期接種化について

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種については、平成25年6月から積極的勧奨を差し控えてきましたが、令和3年11月26日付の国の通知により、個別勧奨が再開されることとなりました。また、令和5年4月から9価ワクチンの接種が開始され、小学校6年生から15歳未満の方は2回接種が可能となりました。

 

◇予防接種については、厚生労働省ホームページ(ヒトパピローマウイルス感染症)を参考にしていただき、お早めの接種をご検討ください。 

接種について

(1)HPVワクチンは3種類あります。原則同じ種類のワクチンでの接種となりますが、医師との相談の上、途中から9価ワクチンに変更して接種することも可能です。

(2)ワクチン接種後に血管迷走神経反射として失神が現れることがありますので、転倒等を避けるため、接種後30分は座るなどして様子を見るようにしてください。

(3)ワクチンは完全に子宮頸がんを予防できるものではありませんので、20歳を過ぎたら定期的にがん検診を受けてください。

 

ワクチン接種後の注意

ワクチン接種後に体調の変化があった場合は、すぐに医師に相談してください。

副反応によって、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障がいが残るなどの健康被害が生じた場合には、法律に基づく救済が受けられます。

 

○HPVワクチンの予防接種後に症状が生じた方に対する相談窓口

相談窓口については、佐賀県ホームページをご覧ください。

 

 

日本脳炎

◇対象年齢:9歳以上13歳未満の者

◇接種回数:1回

 

【日本脳炎に関する特例措置について】

平成17年度から平成21年度にかけて接種を受けることができなかった方も日本脳炎第1期、第2期の未接種分の予防接種が受けられる特例が設けられています。対象期間内であれば無料で接種することができます。

◇対象者

(1)平成19年4月2日から平成21年10月1日生まれで、平成22年3月31日までに第1期が終了していない9歳以上13歳未満にある者【全員が接種期限である年齢を超えたため、終了しました。】

(2)平成7年4月2日から平成19年4月1日生まれで、第1期及び第2期の接種が完了していない20歳未満にある者

※接種を希望される場合は、実施医療機関に事前に予約し、母子健康手帳をお持ちになり接種を受けてください。

 

 

2種混合(ジフテリア破傷風)

◇対象年齢:11歳以上13歳未満の者

◇接種回数:1回

※7歳6か月児までに接種をした三種混合(DPT)第1期接種で得られた免疫のうち、ジフテリア、破傷風の免疫効果を確実にするために、二種混合(DT)ワクチンを第2期として接種しましょう。

※三種混合定期予防接種の記録は、母子健康手帳でご確認ください。

 

 

医療機関(要予約)

 

令和7年度実施医療機関一覧(令和7年4月現在)

 

※伊万里市外の医療機関については、佐賀県ホームページの定期予防接種の実施医療機関をご覧ください。

※県外の医療機関を希望される場合は、佐賀県外で予防接種を希望される場合の費用助成(償還払い)についてをご覧ください。

 

自己負担額

無料

 

要予約

予防接種を受けるには、医療機関に事前予約が必要です。安心・安全に予防接種を受けていただくために、母子健康手帳を持参のうえ、5日前までに直接予約をしてください。

 

接種当日持っていくもの

母子健康手帳・マイナンバーカード

※キャッチアップ接種対象の方は令和6年7月にお送りしたハガキをご持参ください。

 

予防接種による健康被害救済に関する相談

予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、不可避的に生ずるものですので、接種に係る過失の有無にかかわらず、予防接種と健康被害との因果関係が認定された方を迅速に救済するものです。

詳しくは、「予防接種健康被害救済制度について」をご確認ください。

 

 

参考

厚生労働省ホームページ(ワクチンの供給状況について)

定期予防接種(就学前)