(2017年9月8日更新)
福岡から移住された小島さん
◆家の管理と墓守のために移住
転勤の多い家庭で育ち、神奈川、大阪、福岡と都会で育った児島さん。 幼い頃から本が好きでジャンルを問わず読みあさったそうです。ケアマネージャーとして福岡で働き、定年を迎えましたが生涯現役でありたいとの想いから、仲間と共に福岡で古本屋を始めました。
両親の他界後、実家の管理と墓守のため伊万里市に移住し、自宅敷地内に古本屋の姉妹店をオープンしました。現在は、本を愛するお客さんとのコミュニケーションを満喫しながら、仲間と共にワークショップを開催し活動的な毎日を送られています。
◆苦労したことや良かったことを教えてください
移住当初は人間関係に苦労しました。育った環境の違いもあり、話が合わないことが多く苦労もありましたが、心の温かい人が多く今では苦労が良かったことに変わりました。
◆ 伊万里暮らしを検討するうえでの要点とは?
地域との関わり合いが都会とは違います。行政の区割りが細かく区長さんとの距離感も近いです。草刈りなど地域の行事も多く、都会との違いを理解した上で移住を検討した方が良いと思います。
◆これから移住を考えている人にアドバイスはありますか?
移住後、公共交通機関に不便を感じましたが、暮らしていくうちに不思議と不便に感じなくなり、電車の時間を軸に行動の予定を立てられるので、徐々に不便が心地よさに変わっていきました。自分のとらえ方一つで「悪い」も「良い」に変わるものだと実感しました。あとは、自分から人と関わっていくことが田舎暮らしには大切だと思います。
◆移住してから出来た伊万里市の知人は何人いますか?
5人ほどです。飲み友達ができました。お酒を飲みに行く時、電車を利用するのですが、運行本数が少なく1時間に1本という不便さが、逆に予定を立てやすく心地良さを感じるようになりました。
◆最後に移住の満足度を教えてください
80点です。まだまだやりたいことがたくさんありますので。