(2014年2月12日更新)
直結給水とは
直結給水とは、受水槽等を介さず配水管(水道本管)からご家庭まで直接水を送る給水方式です。直結給水することにより、いつでも新鮮な水の供給を受けることができます。
直結直圧方式
配水管(水道本管)の水圧をそのまま利用して3階まで給水します。(立地条件や内部の状況によっても異なります)
直結増圧方式
従来、受水槽で給水していた水圧が低い地区や、4階以上(概ね10階まで)の建物などに水道管に直接ポンプ等を設置し加圧して給水する方式です。
受水槽の衛生向上のため、伊万里市では平成22年4月1日より、緊急避難場所・大口施設・断水が出来ない病院等の一部建物を除き、直結増圧給水が可能となりました。
直結給水のメリット・デメリットについて
貯水槽を設けている場合と比較すると、直結給水方式には次のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
- 配水管から水道水を直接給水するため、常に安全で衛生的な水が利用できます。
- 貯水槽の清掃や消毒などの管理をする必要がなくなります。
- 貯水槽の設置スペースが有効に利用できます。
デメリット
貯水槽があると、災害や水道工事等で断水が発生しても水槽内の水を利用することができますが、直結給水では断水になった場合、すぐに水が出なくなります。
貯水槽水道からの切替え
既存の受水槽式給水の建物から、直結給水へ切り替えることができます。
切替えを行う場合は、水道部との事前協議が必要となります。
なお、切替え工事に係る費用は、全てお客様のご負担となります。