一から作って素材本来のおいしさを実感
みそやだし汁作りに挑戦
園では、毎月食育・クッキングの日を決め食育の勉強や、旬の食材を使ったおやつ作りなどを行っています。6月は、大豆からのみそ作りに挑戦。9月は、昆布・かつお節・いりこ・しいたけのだし汁を使って、味比べを楽しみました。

*かつお節を削る作業は力を入れて慎重に
かつお節のだし汁作りでは、かつお節を削る作業から行いました。「うわぁ~いい匂いがする」「いっぱい出てくるね」などと興奮気味の子どもたち。4つのだし汁の味比べでは、「こっちがおいしい」「僕はいりこが好き」など感想もさまざまです。そして、このだし汁と6月に作った3か月間熟成したみそを使って、給食でみそ汁と野菜の煮物、おやつでそうめん汁を作って食べました。その味のなんとも格別なこと。子どもたちも大満足でした。今回のクッキングを通して、添加物が入った既製品では出せない、本物のだし汁のおいしさを知ることができました。

*おいしい給食に思わず笑顔がこぼれます
食育ワンポイント
秋が旬のさんまを食べよう
季節はもう秋。吹く風も心地よく、過ごしやすい季節です。『食欲の秋』といわれますが、秋が旬の食材を代表するものの一つにさんまがあります。さんまを選ぶときのポイントは、身の厚いものが脂がのっており、目が澄んでいて腹に破れがないものが新鮮です。また、さんまには高血圧予防、動脈硬化予防などの効果があります。おいしくて体の健康の手助けをしてくれる、秋のさんまを食べませんか。
2016年10月1日