(2009年11月7日更新)
いろんな仕事に挑戦 ≪自分に合った仕事を≫
平成19年3月までの有田地区親の会で運営されていた「有田地区福祉授産所」を引き継ぎ、同年4月から地域活動支援センター「やきものの里」として新体制に移行しました。
その後、利用者の増に伴い、快適に作業にとりくんでいただくため、平成28年3月1日から現在地に新築移転しました。
やきものの里は、利用者の皆さんに就労や生産活動の機会を提供し、知識・能力が高まられた利用者の方が就労への移行に向かうことを目的としています。
主な作業内容としては、以前から陶磁器や箱の組立、野菜作り、わさび苗栽培を行っていまいりましたが、新たに平成29年12月よりパン工房を始めました。
陶磁器製造
窯元からの依頼業務(生地づくり、転写等)のほか、法人内の給食食器製造を中心に、茶わんや皿、湯呑み、コーヒーカップ、マグカップ、焼酎コップなど、オリジナル製品も製造して販売しています。
箱つくり
企業から委託を受け、月に焼物用を8,000~10,000個、食品用を4,000~6,000個組立て、納品しています。
野菜の栽培
約1haの畑に、年間とおして約25種類の季節の野菜の栽培をはじめ、ビニールハウスを生かした野菜づくりをし、ほとんどの野菜を種から育てておりますが、土つくり、水管理、雑草やいのしし対策と忙しい毎日です。
減農薬にもこだわり、利用者の皆さんに新鮮な野菜を提供しています。
また、あすなろの里の文化祭や町内のイベント等で販売しています。
生ごみの堆肥化
あすなろの里で毎日排出される生ごみの堆肥化に取り組んでいます。生ごみに木くず、籾殻や米ぬか等を混ぜ合わせ、発酵させます。最高で約75度の高温になり3ヶ月ほどで完熟堆肥となります。ほとんどを野菜づくりに利用していますが、地域の方にも1袋100円(20kg肥料袋入)で販売もしています。
パン夢工房
食パン、塩パン,調理パンなど給食向けを中心に、20種類を毎日手づくりで焼き上げております。
お求めやすい価格帯で美味しいとファンもどんどん増えてきております。地域でのイベントなどでも出向いて販売しますので、お気軽にお問い合わせください。
わさび苗育成
バイオ技術によるわさび苗を育苗しております。
クリーンルームや培養室など研究室さながらの施設を完備し、指導員のサポート役として器具洗浄・培地つくり・減菌作業等多岐にわたり作業に従事されています。
育苗されたわさび苗は、県内農園地、全国様々な依頼先に出荷されています。
名称 |
社会福祉法人慈光会 就労継続支援B型事業所 やきものの里 |
所在地 |
有田町南原甲931番地1 |
電話 |
0955-43-2675 |
主な作業内容 |
陶磁器の製造販売、箱の組立、野菜の栽培販売、パンの製造販売、わさび苗栽培、生ごみ堆肥化 |
利用者 |
50人(職員15人) |
担当者 |
浦川 貴広 |