(2021年2月25日更新)
消費者がパソコンを操作している際に、突然、「Microsoft」のロゴを伴う「あなたのコンピュータにウィルスが見つかりました。」、「当社に今すぐ電話してください。」などの偽警告を表示させ、電話をかけてきた消費者に、「パソコンの修復とセキュリティ保護のサポートが必要です。」などと告げ、セキュリティ対策のサポート料などと称して多額の金銭を支払わせる事業者に関する相談が寄せられています。
※詳細は、消費者庁公表資料pdf(422KB)をご覧ください。
アドバイス
●突然パソコンに警告を表示して、消費者に電話をかけるよう求めるようなことは一切ありません。警告とともに電話をかけるように求める表示を見ても、絶対に連絡しないでください。
「Ctrl」「Alt」「Del」の3つのキーを同時に押して「タスクマネージャー」を起動し、ブラウザーソフトを選択し、「タスクを終了」すると偽警告画面を閉じることができます。(日本マイクロソフト株式会社資料から)
偽警告画面がとじない場合は、マイクロソフトカスタマーサービス 電話:0120-54-2244 に問い合わせしてください。
●前払式電子マネーを購入させてそのコード番号を連絡させることは、典型的な詐欺の手口です。このような支払方法には応じないでください。
●パソコンの操作中に、突然、偽警告を表示し、大音量の警告音を鳴らす悪質事業者は、複数存在しています。まずは、前述の手順で「タスクを終了」させた後、パソコンのセキュリティに不安が残る場合は、「情報セキュリティ安心相談窓口」へ、その他のご相談は「消費者ホットライン」、「警察相談専用電話」へ電話してください。
相談窓口
●情報セキュリティ安心相談窓口(独立行政法人情報処理推進機構の相談窓口)
URL:https://www.ipa.go.jp/security/anshin/index.html
●消費者ホットライン
電話番号:188(局番なし)
●警察相談専用電話
電話番号:#9110(局番なし)