(2014年10月21日更新)
暮らしの情報 いざというとき
日本は世界でも有数の地震多発国。東海地震など近い将来の発生が予想されるなか、比較的地震の少ない伊万里市でも、地震に対する正しい知識が必要です。
震度階級と人の体感・行動
震度階級 |
人の体感・行動
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震度0
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人は揺れを感じないが、地震計には記録される
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震度1
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屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる
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震度2
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屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる
眠っている人の中には、目を覚ます人もいる
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震度3
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屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる
歩いている人の中には、揺れを感じる人もいる
眠っている人の大半が、目を覚ます
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震度4
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ほとんどの人が驚く
歩いている人のほとんどが、揺れを感じる
眠っている人のほとんどが、目を覚ます
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震度5弱
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大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる
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震度5強
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大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる
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震度6弱
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立っていることが困難になる
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震度6強
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立っていることができず、はわないと動くことができない
揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある |
震度7
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※詳しくは気象庁ホームページの震度についてをご覧ください。
地震の心得・10ポイント
どんなに日ごろ冷静でも、非常時には動揺してしまうもの。落ちついて行動がとれるように、次の「いざという時の心得」を十分頭に入れておきましょう。
1
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まず身の安全を
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けがをしたら避難に支障が生じます。家具の転倒防止対策を。
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2
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すばやく火の始末
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普段から習慣づけて。火元付近に燃えやすいものは置かない。
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3
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戸を開けて出口を確保
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逃げ口を失ったら避難できません。特にアパートなどで重要。
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4
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火が出たらすぐ消火
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火災が発生しても慌てない。消火用具の準備を忘れずに。
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5
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あわてて飛び出さない
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屋内のほうが安全なことが多い。しばらく様子を見ましょう。
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6
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狭い路地に近づかない
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屋外にいたら公園などへ避難。倒壊の危険地域に近寄らない。
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7
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がけ崩れ、津波に注意
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二次災害を防ぐため居住地の自然環境をよく知っておく。
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8
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避難は徒歩で
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むやみに避難せず、消防署員などの指示に従い、集団行動を。
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9
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協力しあって応急救護
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地域ぐるみで協力しあい、応急救護の体制づくりが大切です。
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10
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正しい情報を入手する
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ラジオ、広報車などから正しい情報をつかみ、的確な行動を。
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津波の心得・4つのポイント
地震の二次災害で最も恐ろしいのが津波です。伊万里市では、この災害の実例はありませんが、次の「いざという時の心得」を十分頭に入れておきましょう。
1
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海から少しでも遠い高台へ避難
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2
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避難に車を使わない
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3
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地震の後はラジオなどで情報確認
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4
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繰り返し襲ってくるので注意
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