(2021年6月24日更新)
暮らしの情報 いざというとき
佐賀県には玄海町に原子力発電所があります。原子力災害とは、原子力発電所の事故により放射性物質が大量に放出され、その放射線によって身体に被害を受けることをいいます。
原子力発電のしくみ
ウランなどの核燃料を原子炉の中で核分裂を起こさせ、発生する熱エネルギーで蒸気を作り、タービンを回して電気を起こします。
原子力発電所の安全確保
原子力発電所の運転に伴い発生する放射性物質を確実に管理し、住民の健康と安全を守るため、国の指導監督のもとに何重もの安全対策がなされています。
玄海原子力発電所の概要
ユニット |
1号機 |
2号機 |
3号機 |
4号機 |
所在地 |
佐賀県東松浦郡玄海町今村 |
敷地面積 |
約87万平方メートル |
電気出力 |
- |
- |
118万kW |
118万kW |
運転開始 |
昭和50年10月 |
昭和56年3月 |
平成6年3月 |
平成9年7月 |
原子炉 |
型式 |
加圧水型軽水炉(PWR) |
熱出力 |
165万kW |
165万kW |
342万3千kW |
342万3千kW |
燃料 |
種別 |
低濃縮(約4~5%)二酸化ウラン |
低濃縮(約4%)二酸化ウラン、ウラン・プルトニウム混合酸化物 |
低濃縮(約4%)二酸化ウラン |
装荷量 |
約49トン |
約49トン |
約89トン |
約89トン |
建設費 |
545億円 |
1236億円 |
3993億円 |
3244億円 |
※1号機は平成27年4月27日に運転終了となっています。
※2号機は平成31年4月 9日に運転終了となっています。
原子力規制員会の放射線モニタリング情報共有・公表システム
万が一の原子力災害時に備え、緊急時の防護判断(避難などの判断基準)に使用するため、市内に空間線量率を測定するモニタリングポストと電子線量計が設置されています。
このモニタリングポストと電子線量計の測定結果について、令和3年3月から原子力規制委員会のホームページ(放射線モニタリング情報共有・公開システム)にて常時公開されましたのでお知らせします。
※ 原子力規制委員会の放射線モニタリング情報共有・公開システムはこちらからご覧になれます。
佐賀県環境放射線モニタリングシステム
佐賀県では、福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、防災対策の充実を図るため、玄海原子力発電所を中心とした30kmの範囲において、空間線量率を測定するモニタリングポストを設置し、常時測定されています。
※測定結果は、こちらからご覧になれます。
環境放射能調査結果
佐賀県では、玄海原子力発電所周辺の放射線及び放射能の監視をするため、環境放射能調査を実施されています。これまで、玄海原子力発電所に起因すると考えられる放射線及び放射能の異常は認められていません。
※調査結果は、こちらからご覧になれます。
伊万里市原子力防災のてびき
伊万里市原子力防災のてびきは、放射線と原子力に対する防災対策を分かりやすく解説するとともに避難経路や避難所を示したマップを掲載したものです。
日頃から目を通してご家庭で活用していただくため、全戸配布しています。
伊万里市原子力防災のてびきはこちらをご覧ください。
原子力防災マップ(Web版)
伊万里市原子力防災のてびきのマップ部分のWeb版はこちらをご覧ください。
玄海原子力発電所に係る伊万里市民の安全確保に関する協定等
玄海原子力発電所に係る伊万里市民の安全確保に関する協定等につきましてはこちらをご覧ください。
原子力災害時における住民の広域避難に関する覚書
原子力災害時における住民の広域避難に関する覚書につきましてはこちらをご覧ください。