3.1×18.5~12.7×10.2~6.4cm 1690年代
型打ち技法で成形された青磁の変形皿です。見込みに三つがさねの松を陽刻であらわしています。同じ型でつくられたとみられる染付のものは、九州陶磁文化館や今右衛門古陶磁美術館などにあることが知られています。染付の作品にくらべて松葉の表現がない点が清楚です。青磁釉の発色はよく、落ちついた雰囲気があります。