(2025年3月3日更新)
「伊万里市ゼロカーボンシティ」を宣言
3月市長定例記者会見(令和7年3月3日)にて、「伊万里市ゼロカーボンシティ」を宣言しました。
【宣言文】 ゼロカーボンシティ宣言書.pdf(303KB)

【宣言の様子】
背景・目的
近年、地球温暖化が原因とされる気候変動は、世界各国に洪水や干ばつなどの自然災害を頻発させ、もはや「気候危機」と言うべき状況となっています。
この世界が直面している現状を踏まえ、本市の地球温暖化対策の強化・加速化を一刻も早く行うため、本来の計画期間を1年前倒しし、環境基本計画の改定を行います。本計画では、本市の2030年度までの二酸化炭素排出量の削減目標を、国よりも高い目標となる50%削減とし、さらに2050年には二酸化炭素の排出を実質ゼロとする、いわゆるカーボンニュートラルを目指すという高い目標を定めます。
今後、伊万里市全体が一丸となって、この目標達成に向かって挑戦を続けていくため、「伊万里市ゼロカーボンシティ宣言」を行います。
ゼロカーボンシティとは
環境省では、「2050年に温室効果ガス又は二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らまたは地方自治体として公表された地方自治体」をゼロカーボンシティとしています。
実質ゼロとは
二酸化炭素等の温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と、森林等の吸収源による除去量との間の均衡させる(差し引きゼロにする)ことです。
現在の社会において二酸化炭素の排出をゼロ(=全く出さない)ことは不可能ですので、排出する二酸化炭素の量を減らしつつも、森林などの自然による二酸化炭素の“吸収量”を増やすことで、実質ゼロの達成を目指しています。